毎度、川勝です。
前回に引き続き本のお話をさせていただきます。
「仮想通貨」
「ブロックチェーン」
というキーワードを聞かない日はありません。
新聞でも毎日なんらかの記事を見ます。
概念は複雑で理解するのが難しいため、2冊の本をお勧めします。
「21世紀の貨幣論」フェリックス・マーティン著
です。
昔は物々交換で経済活動を行っていたのが、社会の発展とともに便利なお金に置き換わったというのが通説ですが、
この書籍は否定しています。物々交換が行われていたエビデンスが見つからないそうです。
ヤップ島というミクロネシアに存在する島では今でも石貨が使われている。
石そのものに価値は勿論ないので、その来歴によって島民の間で価値を認め合っています。
お金というものの本質的な意味を理解できる気がします。
これを読むことでビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨やブロックチェーンの技術がいかに優れているのか
理解することにもなります。
「デジタルゴールド ~ビットコイン、その知られざる物語」ナサニエル・ポッパー著
ビットコインの誕生秘話から現在にいたるまでのことが取材を基にリアルに描かれています。
1年早く読んでいればと思う名作です。ビットコインはこの1年で10倍くらい値上がりしています。
海外送金を安く早く処理するため
自国の通貨が信用できないため
新たな信用創造のため
仮想通貨やブロックチェーンに魅入られたエンジニアや起業家が、様々な社会問題の解決のために立ち上がる。
これを読むと熱狂している理由もわかるし、自分も関与したくなります。
弊社でも何か仕掛けたいと思います。
ご一緒できる会社があればぜひお知らせください。