1分で話せ!

    どうも。
    話しが長い伊藤です。

    話しが長くて分かり辛い!とご指摘をいただく事がよくあるため、プレゼンや対話術を纏めた書籍「1分で話せ」を読んでみました。この本を読むまで色々と勘違いをしていた部分が多く、且つ無駄が多かった点に気づける事ができ、大変おすすめな書籍です。

    勘違いしていた部分

    振り返ると、プレゼンテーションや様々な対話において “伝える事” が目的になっていた事が多かったように思います。当書籍では本当の目的は伝えて終わり(伝える事)ではなく、その後に “相手を動かす事” が目的という点について何度も言及されています。

    人を動かすために、できることは全部やる

    上記の表現が強く印象に残っています。

    無駄が多かった点

    シンプルに伝えるという事が重要という点を再確認しました。
    結論や主張を伝える以前に、必要のない情報や回りくどい情報が多かったと反省しています。当然ながら主張や結論に紐付く根拠や事例(具体例)などロジカルシンキングは必須ですが、無駄な情報を削ぎ落とす作業を怠っていたと感じています。

    左脳と右脳を1分間で刺激する

    ロジカルな内容に組み立てる事で聞き手の左脳に働きかけ理解を深めてもらう。ただしこれだけでは人は動かないため、聞き手に想像させ、情熱的に伝えることで右脳へも働きかけ、結果聞き手に具体的な行動を起こさせる。
    これを1分でやる方法がこの書籍には書かれています。直ぐに実践することは難しいですが、分かり易く取り入れ易い内容になっているので、実践していこうと思います。

    ロジカルな内容を組み立てる手法としてピラミッドストラクチャーという手法が提唱されており、要点を纏めてくれています。こちら(左脳へのアプローチ)も非常に参考になりました。

    最後に

    印象に残った表現を羅列します。
    是非、人前で話す前に以下の項目を想像してみてください。

    ◯目的は相手を動かす事
    ◯考えることは結論を導き出すこと、悩んでも結論はでない
    ◯事実やデータは結論ではない
    ◯結論や主張から話す
    ◯結論 – 根拠 – 事実の3段ピラミッド構成でロジカルに考える
    ◯無駄な言葉は使わず、シンプルに纏める(削る)
    ◯練習をし、俯瞰して自分を見る(相手に憑依する)
    ◯想いを込めて伝える

    ではでは。