バイタリフィがテレワークを実施するまでの話

    感染症予防のイラスト文字(まとめ)

     

    現在テレワーク中、管理部(バックオフィス全般)の中里です。バイタリフィは、新型コロナウイルスの影響により、3月30日(月)よりテレワークを行っています。そして・・・本日4月15日時点で早くも約半月が経過しました。

    バイタリフィの社員の皆さん、そして他社様のご参考になればと、ここで一度簡単ではありますが振り返りをしてみたいと思います。

    時系列で振り返る

    2月中旬~下旬:バイタリフィと新型コロナウイルスの最初の接点(意識すべき時)は、2月中旬だと思います。その頃は人により危機管理の温度感にもだいぶ差があったと記憶しています。私もどちらかと言えばマクロ経済的な視点の方が強かったですが、管理部という職責からBCPという文字は浮かんでおり、情報収集を開始したのがこの頃です。会社としては国行政に従い、うがい、手洗い、咳エチケットの啓蒙などを行いました。

    <よく覚えているエピソード>

    社員の皆さんの情報ソースがワイドショーやSNSが含まれるのに対して、会社は公的なもの(国や行政ソース)を利用しなければならないこと ⇒ 会社の対応が遅く、内容が検討違いに感じる社員の皆さんもいたはず?? ですが、確かな情報による対応が必要である事を社員の皆さんに連絡しました。また行政から情報が出たとき、すぐに行動できるように「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」の内容を先読みしていました。

     

    3月月初:バイタリフィは3月6日(金)に締め会と言われる全社員飲み会の企画があり、ここが目に見える形でバイタリフィに影響のあったイベントかなと思います。その日その日で新しい情報が国行政から出てくる状況でしたので、締め会の中止は前日に決定した形となりました(遅くなってしまい本当に申し訳ありません)。締め会については多くの素晴らしい意見(相反含む)があった中ですが、役員、リーダー(管理者)の協力があり、なんとか一定の結論を出せた・・・というのが個人的な印象です。皆さん、本当にありがとうございました。

     

    3月中旬:自粛一辺倒ではなく工夫が大事だ!という、世の中が少し落ち着いた、考え方が変化した時期(後に油断と表現される?)だったと思います。お花見もこういう形で実施しよう!といった話も世間ではありました。

    <よく覚えているエピソード>

    世の中が落ち着いた頃、実はバイタリフィはテレワークの検討、準備していました。役員より「先を見据え具体的な対応を」という指示があったためです。お世辞ではありませんが、これは今思えたば大きなポイントだったと思います。この1週間半ほどの具体的な準備期間があったからこそ、バイタリフィではテレワークを決断してすぐに導入することができました。また私が制度(ルール)概要やインフラ手段を検討にあたり「社員の安全」「これ以上コロナの影響を会社に与えない、耐性をつける」という両軸で大儀を持てたのも大きかったです。皆さんがご存知のように、安全対策で完全に家に籠っていては収入がなくなり長期的な視野で生活ができなくなります。長期的な視野で全社員の安全と生活(収入)の両立を目指す事が大事だと考えています。わたし、かっこいい(笑)

     

    3月下旬:3月27日(金)の朝に社員の皆さんにテレワーク実施を伝え、3月30日(月)から実施開始しました。初日から75%の社員がテレワークすることができました。朝、社員の皆さんに伝え、その後の自宅設備環境のアンケート、早いレスポンス、協力的な姿勢、全ての社員に協力頂けたからこその数字だと思います。

    新型コロナ対策でテレワークを導入した企業の7割以上が「事前に準備していた」

    ここで他社データをご紹介します。「エグゼクティブ向けの転職・キャリア支援サービス」を展開する株式会社経営者JPの「新型コロナウイルス感染症対策について現状の課題や、採用・働き方に関する影響、今後検討している対策などについて尋ねる調査」によると、やはり事前準備が大事ということだと思います。「リスク管理とは準備なり」という事を改めて体感させて頂きました。

    テレワークの行く末・・・

    そして、現在約半月ほどテレワークを行って何を感じているかですが、メリットデメリットを語れる程のデータが集まっておりません(いつか公表できればとは考えています)。今はテレワークという勤務体系でどうより良く成果を出すのか、管理部門として今後も検討、社員の皆さんに貢献していきたいと考えているところです。