こんにちは。制作部の大竹です。
バックエンドエンジニアとして新卒入社してから早一年。
新たな新卒ちゃんもやってきて、ついに「新卒ブランド」を手放す時がきました。
そこで今回は一年の振り返りも兼ねて、新卒未経験エンジニアがバイタリフィで何を経験してきたのかをご紹介したいと思います。
入社時のスペック
・PHPの勉強を80時間
・ぶっつけ本番のCSSを6時間
以上です。プログラミング言語の使い分けも何も知らないまま、「とりあえずWebサイトを作るならPHPらしいぞ」とPHPの勉強をしてみて、phpファイル1枚の中に処理からHTMLまですべて書き込む力業で簡易掲示板を作成しました。
機能としても簡単なもので「投稿」「編集」「削除」「レス番の自動採番(最新のレス番+1という処理)」「画像のアップロードとサムネイル表示」程度です。
CSSは面接時にポートフォリオの提示をと書いてあったのを見て「真っ白な画面ではいけない・・・」と、基礎文法を調べつつ書きつつで15年前の個人サイトみたいなデザインまでどうにか作り上げました。
テクスチャ画像を敷き詰めた「いかにも」な背景と、マージン等のピクセル数直指定による力業なiPadの縦横両対応がチャームポイントです。
経験してきたこと
新卒未経験エンジニアが一年間で経験した事は以下の通りです。大体入社してから触った順に並んでいます。
・Laravel:自分の開発のメイン
・BootStrap:Laravelに含まれるのでこちらも必然的にメイン
・AdminLTE:自分の管理画面開発系ではほぼ共通して使用
・Postfix
・Firebase
・AWS IoT Core
・FuelPHP
・jQuery(データ処理系)
・Golang
・Google Data Studio
・Google BigQuery
・MySQL
・Docker環境構築
結構な密度があるんじゃないでしょうか。よくある「テスターから始まる」みたいな事がなくいきなり開発系タスクでスタートし、かつほとんどずっと開発業務を行っているため触れられる領域が広く、それぞれに対して実際に手を動かしていけるのは大きなアドバンテージだと考えています。
Laravelでは自分がバックエンドほぼ一人でWebサービスを1つリリースまでしています。APIから管理画面まで入社してすぐに作らせてもらえたため、独学3年分くらいの成長を半年まで凝縮することができました。その後も外部サービスを使ったり、Laravelでも様々な制約下での実装みたいな応用めいたタスクもたくさん経験してきて、文字通りメキメキと成長を実感しています。
個人的には就活時に散々調べてきた「新卒が一年間でやった事」の比にならない密度だと考えています。どんどん開発系のスキルを身に着けていきたい人や、自分みたいに没頭癖がある人にはかなり嬉しいのではないでしょうか。