小学6年生の夢が叶う迄の実話です。
学生時代は、バブル時代ということもあり、とにかく高時給のアルバイトでお金を稼ぎました。
そして「夢の実現」の為に、ライフイベント表を作るのが大好きでした。
就職して「頭金」作りの為に「株」と友達の店で「輸入雑貨販売」の手伝いをし、20代で「新築」ワンルームを買いました。
当時の三和銀行の女性副支店長さんはとても親切で、どこの銀行でも組めなかった住宅ローンを、株券を担保に差し入れて審査を通してくださいました。
でも、新築一人暮らしを楽しむのは束の間・・・、
生活が苦しすぎ、不動産屋の知り合いのお宅に「借間」しました。条件は「痴ほう症のおばあちゃま」の隣の部屋。
あれがない、これがない、と部屋によく探し物に来てはお話しをしていくおばあちゃまでした。
買ったマンションは住宅経営に切り替え、ストイックに生活費を削って、繰り上げ返済を続け「中古」ワンルームに買い替えました。新築である必要がないことが分かり、割安に物件を買う方がお得だと気付きました。
更に、30代後半で結婚の為にマンションを買い替え、犬を飼い、子供を産みました。
その後、40代で「最長・最大」のローンを組めるタイミングで土地を買い、戸建てをのんびり建てました。設計から携わりたかったので、凄く楽しかったです。
かなり無理をしましたが、子供の頃からの夢が全て叶った。
「夢の為ならどんなことも頑張れる。好きな事には夢中になれる。」
今は、死ぬ時に「いい人生だった」と思える最後の30年の在り方を考えています。