どうも。
伊藤です。
AWS、Azure、Google Cloud、IBM Cloudなど様々なクラウドサービスが拡大、浸透していく中、ここ最近注目しているのがAlibaba Cloud(アリババクラウド)です。
弊社はAWSのコンサルティングパートナーのため、AWSを軸に今後も学習、導入支援を進めていきますが、お客様の希望やニーズにマッチしたソリューションを提案する必要があるため、他社サービスの理解も必要です。
ここ数年で中国だけでなく世界的なシェアも伸ばし続けており、米調査会社ガートナー(Gartner)によると、2021年にはIBMやGoogleをも抜きさり、現在では世界シェアは3位になっています。
何故なのか?理由が知りたい。
アカウントを作ってみる(とにかく安い)
気にはなっていたもののアカウントを持っていなかったため、、、アカウントを作成してみました。
アカウント作成にはメールアドレス、携帯電話(番号)、クレジットカードが必要になりますが、クレジットカードの登録は必須ではありません。
アカウント作成ページから数分程度で作成できるのと、今は様々なキャンペーンを実施しており驚くくらい激安です。無料でトライアルできるサービスも豊富(50種類以上)にありますので、是非この機会にお試しください。
こちらで作成したアカウントはrootアカウント(管理者)となるため、セキュリティ強化のため必ずTOTP認証(MFA認証)を設定しておいてください。画面右上にあるアイコンからアカウント管理ページに遷移し、「セキュリティ設定」からSMS認証またはTOTP認証を設定できます。
Alibaba Cloudで公開しているアカウント作成の手順はこちらですが、中国リージョンを利用しない場合は実名認証は不要です。
AWSに凄い似ている
Alibabaとこれまで利用してきた他のクラウドサービス(AWS、Azure、Google Cloud、IBM Cloudなど)を比較すると、AWSに一番近い印象を受けました。
AWSとは生い立ち(元はEC事業で拡大、その後ECのプラットフォームの延長線でクラウドサービスを展開)が似ているだけでなく、サービス名称やアーキテクチャなど全体的に似ている部分が多いです。
No.1のAWSを模倣する事でサービスの質を上げれますし、AWSの経験者であればAlibaba Cloudは比較的すんなり利用できるところも狙いだと思います。さすがのアリババですね。普段AWSを利用している立場からすると馴染みがあるので使いやすく、ラーニングコストを抑えられそうです。
Alibaba CloudとAWSとの比較情報
AWSと凄い似ていますが、細かく見ていくともちろん違いは多々あります。Alibaba Cloudでは公式にAWSとの比較情報を公開しており、AWSの有識者向けに100ページ強の比較情報資料を公開しています。
全て英語でページ数も多いため億劫になりがちですが、内容(Contents)が分かり易く纏まっており読みやすそうです(まだ読めてないです、自己暗示です・・・)。
挫けた時はpdfをダウンロードし、Google翻訳で和訳してみます!
今年1つ目の目標は、Alibaba Cloudのサービス理解!そのためにまずはこのpdfを読破します!
ではでは。