夏の暑さにうんざりしつつ、そんな季節の到来にワクワクしている営業の鈴木萌々香です。
夏といえば、恐竜!ついに待ちに待った恐竜シーズンの到来です!
ということで、今回は最近行ったちょっと珍しい恐竜イベントのご紹介をします。
先日、上野の森美術館で開催していた「特別展 恐竜図鑑-失われた世界の想像/創造-」(現在本展は終了)に行ってきました。
恐竜イベントというと、化石のイメージが強いと思いますが、こちらの展示会は絵画の展示会でした。恐竜絵画は「パレオアート(古生物美術)」という芸術に分類されるらしく、この展示会では19世紀から20世紀に描かれたパレオアートが展示されていました。
1枚目に載せた絵は、皆さんご存知の恐竜のキング、ティラノサウルスです。
絵でもやっぱりかっこいい。。。振り返っているポーズをとっているところに可愛さも感じます。特に大きな体の割に小さな手が可愛いですよね。こんな小さな手で何ができるの?と思ってしまいますが、この小さな手は座った状態から起き上がるときに体を支えるのに使っていたといわれています。こんな小さな手で、大きい体を支えていたなんて驚きです。
こちらは私の推しの恐竜であるケツァルコアトルスの絵です。
広げると10mもある大きな翼が特徴的で、この絵でも上空を飛ぶ大きなケツァルコアトルスと陸を走る恐竜たちの対比が印象的です。
他にもさまざまなパレオアートがあり、紹介しきれませんが、これらの絵を描いていた19世紀の人たちも、今現在生きている私たちも実際には恐竜の姿なんて見たことがない、化石はあるけどあくまで想像の中で恐竜たちは生きているというところが感慨深いなと感じました。生きている時代が違くても、同じように恐竜に憧れ、想像を膨らませる。同じものに同じような感情を抱く、そんな風に昔生きていた人たちと感情を共有させてくれる“恐竜”は改めて素敵だなと感じました。
恐竜にまた一段と惹かれた展示会でした。
まだまだ今年の夏は始まったばかりなので、また恐竜イベントに行ってきます!
余談ですが、展示会でよくある「お手を触れないでください」のマークが恐竜の手になっていたのがとても可愛かった。笑