こんにちは、制作部ディレクターの高橋です。
昨今、パソコンやスマホが当たり前になったこの時代では個人店から大手企業までWebサイトで集客するのが当たり前になっていますね。
とはいえ全員がサイト制作の知識を持っているわけではないですよね。
Webサイト作成について調べていく中で、「Wix」というツールに辿り着いた方は少なくないと思います。
しかし、下記のような多数のお悩みを抱えてしまっていませんか?
・Wixを使ってどうサイトを作成するのかイメージがつかない
・作りたいと思っている機能は実装できる?
・サイト制作の知識が無くても作成できるってホントに?
・料金はどのくらい?
・Wixを使って個人で作ったほうがいいのか、業者に頼んだ方がいいのか判断できない
私個人としては、コーディング・デザインの知識が無い方がWebサイトを作成したい場合はWixがオススメです!
ここではWebサイト制作で迷っている方にWixを使用することが向いているのか、Wixについてを出来るだけ専門用語無しで解説していきます。
是非参考にしてみてくださいね!
(※この記事は2023年11月時点の情報です)
Wixとは?ノーコードツールって何?
まずWixとは、アプリのインストールの必要がないWebブラウザ上で利用できるWebサイト作成ツールです。
コーディングの知識のいらないノーコードツール(この点は後程記述しますね)になっており、誰でも簡単にWebサイトを作成することが可能です。
利用者数は世界で2億人以上になっており、日本でも300万人以上にのぼっています。
利用者数が多いということは、分からないことがあった時も検索で引っかかりやすいので情報が手に入りやすいという利点があります。
Wix公式サイトはこちらから
https://ja.wix.com/
ノーコードツールとは
前述したとおりWixとはノーコードツールですが、ここでこう思った方もいると思います。
「そもそもノーコードツールって何?」
「コーディングという単語がわからない…」
なので少しだけ解説を。
ノーコードツール、というのは文字通り「コードが不要なツール」という意味です。
コードというのはWebサイトを構成している文字のことで、実はサイトは文字で構成されているんですね。
このように、左画像のデザインが表示されるのは右画像のようにコードを書いて表現しています。
文字だけ見ると難しい気がしますが、書いてある内容は「この文字はこの大きさで」などの指定が書かれています。
このコードを書く作業のことを「コーディング」と言います。
Wixのメリット3点
Wixがどういったツールか紹介出来たところで、じゃあノーコードツールの中でも「Wixは何が優れているのか?」という気になる点を紹介します。
テンプレートが800種類以上ある
Web制作を始めるには、まずはデザインが必要です。
現在のデザインは「見た目」だけでなくユーザーの求める要素や順番、使いやすさなどもデザインとして求められてきます。
「使いやすいデザインなんて思い浮かばないよ!」という方も安心、プロの方が様々な用途に応じたテンプレートを用意してくれているので、あとはそこに自社の説明や画像を入れ込むだけです。
ビジネスならコンサル系から農業・農園など幅広く使用用途に合わせたテンプレートが揃っているので、
「飲食系のサイトが作りたいけど、どんな要素が必要なのかな」
「観光地の宣伝サイトを作りたいけど、どうやって配置したらいいんだか…」
という悩みを持っている方にはオススメです。
バックアップ機能
Webサイトを作成していると、途中で「あっ保存前に戻したい!」となることがあります。
そんなときにWixでは管理画面から保存前、つまり前のバージョンに戻すことが出来ます。
前バージョンに戻す方法も簡単なので、「取り返しがつかない!」のような状況にならないので操作に慣れていなくても安心です。
機能拡張が出来る「Wixアプリ」
Webサイトを作成したい方の中には、サイト内に様々な機能を追加したい方もいると思います。
例えば、
・訪問者(ユーザー)とチャットしたい
・コミュニティを作りたい
・サイト内で予約システムを使いたい
・ブログ記事を投稿していきたい
などなど、用途によってカスタマイズしたい機能が違ってくるので自分の使用したい機能があるのか気になるところです。
そこで、「Wixアプリ」という拡張機能をWixに取り入れることでほしい機能を使用することが出来るようになります。(chromeの拡張機能のような感じです)
ただし、無料のものがあれば有料のものもあるので注意です。
Wixアプリはこちらから
https://ja.wix.com/mobile/wix-app
Wixのデメリット3点
ここまでのメリットで「こんな便利ならみんなWixでいいじゃん!」と思う方もいるかもしれませんが、やはりデメリットもあります。
両方の可能性を考慮したうえで判断することが大切です。
テンプレートが後から変更不可能
Wixで最初に選択することのできるテンプレートですが、こちらは最初に選択した後に変更することが出来ません。
つまり、途中で「やっぱり他の見た目にしたいな…」や「固い雰囲気で進めてきたけど柔らかいイメージの方がコンセプトにあっているな」と思った場合に変更することが出来ず、最初から新しく作り直すしか方法がありません。
はっきりと作りたいもののイメージが固まっている場合には便利ですが、作成しながら固めていこうと思っている方は要注意です。
エクスポート機能がない
Wixにはエクスポート機能(データの出力をすること)がありません。Wix内にデータを保持することは出来ますが、自分のパソコンなどに個人でデータを持つことが出来ません。
またエクスポートが出来ないということは、今後Wixではなく他でWebサイトを運用しようと考えたときにデータを入手できないというのはかなりネックになりますので、今後変更するかもしれないという方は要注意です。
サイト自体の動作が重い
これは分かりやすい問題ですが、Wixは作成したサイトが重いです。作成したページ数が多いほど重くなってしまいます。
サイトが重いというのはユーザーの離脱率に強く影響し、サイト表示が3秒遅いだけでユーザーの4割が離脱するとまで言われています。
サイトを軽くする方法はいくつかありますが、Wix側が原因となると解消できる部分に限りがあるので注意です。
Wixの料金プラン一覧
Wixは基本的なサイトの作成は無料で出来ますが、より快適でユーザーのことを考えたWebサイトを作りたい場合には有料プランに入ることが大事です。
有料プランは全部で5プラン有り、料金が上がるごとに高性能な機能が使用できますが共通で独自ドメインの入手、Wix ロゴ非表示(無料版には広告のロゴが入ります)、24時間受付カスタマーケアが使用できます。有料プランは簡単に言うと以下の通りです。
- 個人やフリーランス向け:パーソナル
料金は月1200円、共同管理者は2人まで、データ容量は2GB - 個人事業主や小規模の店向け:スモールビジネス
料金は月2100円、共同管理者は5名まで、データ容量は50GB - 本格的なビジネス向け:ビジネス
料金は月2600円、共同管理者は10名まで、データ容量は100GB - ビジネス+a機能を使いたい方:ビジネスプライム
料金は月に12000円、共同管理者は15名まで、データ容量は無制限で使用可能 - 大規模なビジネス:エンタープライズ
決定された金額は提示されていないため、Wixの専属アカウントマネージャーと携わりながら作成していく形基本的には制限はなく、カスタマーケアも優先的に受けることが出来る
因みに、こちらの料金プランは数年前に大幅に変更され他サイトと書いてることが違い困惑するかもしれませんので公式サイトをしっかりチェックしたうえで判断することが大切です。
Webサイト制作でWeb集客をしよう!
といった感じで、Wixのメリットデメリット、料金プランを紹介させていただきました。
Wixではデザイン・コーディング知識が不要なので個人で制作したいが知識に不安があるという方にはオススメだということが分かりました。
しかし、今後Wix以外で運用を考えている方や大規模だったり長期運用を考えている方は今一度考えなおすのも手かもしれません。
中には上記の内容を見ても「向いているのか判断がつかない…」と逆に不安になってしまった方や「思ってたより大規模なのかも…」となった方もいるかもしれません。
そんな方は是非バイタリフィにお問い合わせください。
バイタリフィにはデザイナーもエンジニアもそろっておりますので、判断のご相談や、Webサイト制作のご相談お待ちしております。
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