photoshopのアートボード

    photoshop CC2015のアートボード機能を弄ってみて結構使えそうかな、と思ったのでその辺りを。例えばスマホのUIデザインを制作するとき、共通パーツを、「スマートオブジェクト(以下スマオ)」にすると編集がラク、というのは一般的だと思いますが、実際は一枚の画面の中で共通パーツはそこまで多くなく、いまいち有効に活用できずにいたところがあります。普段は複数画面あるアプリのレイアウトを遷移ごと一枚づつpsdで作っているため、共通パーツとしてスマオを使う場合は外部リンクを使う必要がありこれはこれで便利ですが取り回しが面倒でした。また、なぜか「外部リンクされたスマオ(以下 外部スマオ)」は再読み込みしないと変更が反映しないという欠点もあります。気づかず書き出したらデグレード。。そこでCC2015の新機能アートボード。アートボードはこれら上記の問題を解決します。複数レイアウトを一つのpsdで作るので外部スマオを使う必要がなく、同一psdに保存する事ができるので変更反映も「即」です。問題点は・複数レイアウトを一枚のpsdに入れるので容量が大きくなる・アートボードはレイヤーパネルで構造を兼用するので管理が複雑になる・複数デバイスの解像度に対応する為には単純な等倍では対応できないです。ですが、同じフォーマットの画像や、単純なバージョン違いアイコンを複数作るといった用途には間違いなく便利。適材適所で使っていきたいです。一番良いのは外部スマオがきちんと即反映してくれる事なんですが。。Adobeさんにここは是非改善頂きたいなと。