たのしみへの転換

    キャベツの断面

    最近の学び

    冬キャベツの美味しい季節になりました。
    週末の晩飯のレシピを探していて、キャベツは硬い外葉も無駄にしないで食ったほうがいいなあ、という学びがありまして。

    キャベツの外側の葉(外葉)は捨てないで! 部位別の美味しい食べ方

    外葉を炒めもので使ってみたのですが、かなり青くても歯ごたえが存外楽しく、自炊レパートリーが増えてよかったと思っています。そうなると、スーパーのキャベツ売り場で寂しく剥き外されてしまった外葉の山が、とたんにごちそうの山に見えるようになってしまいました。あれだけ持ち帰っていいことにはなりませんかね?パンの耳みたいに。

    無駄を減らそうというより、美味しく食べたいという強い欲求のほうが自分に正直な感じで自己肯定感ありますよね。

    再利用エンタテインメント

    さて、ご時制柄「身の回りのものの再利用」というものに関心が向くようになってきてますよね。私もそのクチです。
    面白いものを知人から紹介していただいて、とても気になっています。

    バイオライト キャンプストーブ

    焚き火の際の熱エネルギーも回収して、発電・蓄電するというアイテム。

    こういうの好きです。F1のパワーユニット。コンバインドサイクル発電所。こういうエネルギー回生システムって、ピタゴラスイッチ的でわくわくするんですよね。再生エネルギー利用するという実用性以上に、その流れ自体がひとつのストーリーのように感じられ、なんかロマンを感じるのです。変ですかね?

    おうちの非常用エネルギーを考える

    これ、非常用の電源に買っちゃおうかな、と揺れていまして。うまいこと、災害時のエネルギー切れ問題も解決できそうではないですか。

    災害時用に発々(発動機式発電機)を家庭常備するのもいざというとき重量的に現実味がイマイチですし、ガソリンを家に常備するわけにもいきません。少し大型の電源プラグが刺さるようなポータブル蓄電池もありますが、あまり活躍の機会がないまま寝かせておけばバッテリが自然放電、劣化するのではと感じていたのです。

    バイオライトの内蔵バッテリーだって使わなければ劣化することには変わりがないのですが)こういうアイテムなら、ときどきメンテで充放電しておけばちょっと安心感ありそうで。

    いや、なんというか自分で「買うための理屈」を探しているだけなんですけどね。

    楽しくないと

    COP26は必ずしもうまく行かなかったと聞き及びます。
    それはそうですよね。真面目な課題解決と理想が直面するのはいつもリアリティなのですから。

    エネルギー利用のお話というとお硬い話のように感じるのですが、なにより身近に「再生」を楽しむところから世の中を変える切っ掛けを作っていけばよいのではないか、と自分は思っています。
    いつだって意識の高さや理念の正当さより、面白みがないと世の中は突き動かされないものです。楽しさはいろいろな慣習や既得権益をぶっこわし、押し流してしまうパワーがあると思うので、前進したいなら腕組みして高らかに叫ぶより、そちら方向に意識を向けられるといいんですけどね。

    そういえば、いよいよブラックマンデーの季節でした。こういうの、出てきたらちょっと散財してしまうかもしれません。オンラインストアの巡回がたのしみです。

    ではでは。