回数稼ぎのため読みやすいように、伸ばし伸ばし書いてきましたフィジーについて。
今回でやっと最後です。
今回はフィジーの問題点。
いくら幸せの国と言われていても、問題もあります。
フィジーはインド人とフィジー人と約半々で構成され、インド人はお金儲けが好きなタイプ。
フィジー人はお金儲けはあまり好きでなく、ゆったり暮らしていきたいタイプ。
表向きでは仲が良いですが、宗教や就職面などでは見えない問題、対立があります。
photo by Alex Kehr
これは昔フィジーがイギリスの植民地だったことが原因です。
日本は植民地を経験していないので、ありえないことです。
実際そんなにいがみあっているという様子は見当たりませんでしたが、
街に出るとインド人のタクシーの客引きは本当に激しく、うんざりしてしまいました。。。
その点フィジー人は「Bula~」といって誰でも気さくに挨拶をしてくれ、前回述べたように分かち合いの精神で溢れていました。
どちらの価値観が善というわけではないですが確かにここまで違うと色々と難しいこともあるのかなぁなんて思いました。
旅をすると見えてきます。。。
自分の範囲外の価値観や、その国が抱えている悩み。
自分の生きている普段の基準がいかに自分が思い込んでいたものであったか。
いかに環境に慣れていたか・・・。
わたしは自己満足のために旅をしますが、
半分は自己反省のために旅をするのかもしれません。
皆さんも悩んで悩んで縮こまった時、ふと知らない国に行ってみることをおすすめします。
(でも、自分探しのために旅にでることはあまりおすすめしません・・・・(笑))
時には自分がとても恵まれていることに気が付き、時には悩みがちっぽけだったなぁと感じ、
時にはこんな生き方がしたいこんな場所に住みたいといった新しい生き方を見つけられるかもしれません。
また、日本の外に出ると逆に「自分が日本人だ」というアイデンティティは強化されます。
ここも初めて海外に行った時に驚いたことでした。
空気のように溶けこんで、絶対的だった日本人ということが外に出ることで相対的になったからですね。
旅で出会った人や景色や文化に色々なことを教えてもらって
色々なことに気づかせてもらいました。
また、どこかに行ってたくさんの色を見たいです!
おわり。